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NPN/NPM ガス窒化炉

ピット型ガス窒化炉

従来のガス窒化炉に比べ、被処理品の寸法変化が極めて少なく、仕上肌も良好ですので、製品により後加工を省くことができます。
また、マイコンにより表面の化合物層(白層)を生成させたり、抑えたり、自在に制御できる画期的な処理法です。

ピット型ガス窒化炉標準仕様

バッチ型ガス窒化炉

長年のソフトとハードの研究から生まれた、新しい高性能・多目的なガス窒化炉です。
半自動・全自動兼用操作であることはもちろん、真空ガスパージ(置換)方式の採用により、ガス窒化炉のイメージを一新した、弊社独自の設備です。

ガス窒化のハードウェア

(1)真空炉と同じシール方法を採用しています。
(2)排ガスを分解炉に通してから排気します。
(3)マイコンにより雰囲気ガスを自在に制御します。
(4)温度分布は、±5℃以内に保証します。
(5)雰囲気ガスを均一に循環しています。

ガス窒化炉の用途

ガス窒化,ガス軟窒化,光輝焼戻し,光輝焼鈍(低温)処理他

ガス窒化炉の特長

①多目的に利用できます。
②雰囲気ガス量は従来の1/2~1/4となります。
③処理時間が短縮されます。
④低温処理で変形が小さく、完成品の処理が可能です。
⑤操業費が低減されます。
⑥マイコンにより、再現性のある高品質の処理が可能です。
⑦自動化・無人化が可能です。
⑧無公害設備です。
⑨ガス漏れによる環境汚染の心配はありません。

ガス窒化処理の特徴

従来法   新ガス窒化法
鋼鉄の表面を硬化し、機械的性質を向上させる方法の1つにアンモニアガス窒化法があります。
この方法の歴史は古く、すでに60余年が過ぎていますが、この間、技術的発展はほとんど見られませんでした。
弊社が新たに開発致しましたガス窒化法は、従来のガス窒化法にない大きな特徴を有し、その実績から金属表面処理法としてのガス窒化の利用が見直され始めています。
(1)表面硬さHmv1100~1200、窒化層深さ0.6mm以上の処理も可能です。
(2)処理温度は、500℃前後の低温域で行うので変形や変寸はほとんどありません。
(3)表面の化合物層(白層)の生成や阻止も自在です。
(4)耐摩耗性,疲労強度が大幅に向上し、型寿命は50~100%も伸びます。
(5)浸炭処理は200℃前後で硬さの軟化が始まりますが、窒化処理品は600℃に加熱しても軟化しません。
(6)品物の離型性が向上します。
(7)ガスや電気の使用量が極めて少なく、最も省資源,省エネルギー硬化法です。
(8)完全自動化,無人化が可能です。
(9)無公害で作業環境も良好です。
 
株式会社日本テクノ
〒349-0133
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