ガス浸硫窒化炉
浸硫窒化を中心に様々なガス窒化処理が高精度で実施できます。
システム全体が真空・加圧・反応性ガスなど様々な条件での利用に対応しています。
概要
1. 反応性ガス・真空・加圧に対応した設計により、様々なガス窒化処理を実施可能。
2. 環境負荷の大きな塩浴による浸硫窒化を、ガス処理へ代替可能。
3. 真空容器の高気密構造により難窒化材料への処理や光輝熱処理なども可能。
真空炉で培った技術により、浸硫性ガス(H2S)を用いたガス浸硫窒化炉を開発しました。
真空容器への浸硫性ガス送入を前提とした設計はガス浸硫窒化のみならず、様々なガス窒化処理が可能です。 (マルチナイト、スーパーマルチナイトに加え、ガス軟窒化、ステンレス鋼の窒化、光輝焼戻しなど)
また縦型ピット炉のNPMシリーズと、横型バッチ炉のNBMシリーズの両方を御用意しておりますので、利用状況・生産ラインに応じた設備を選択いただけます。
システム概要

[バッチ型]
【構造】 | 【加熱方式】 | 【オプション】 |
・2室 IN-OUT | ・電気加熱 | ・真空洗浄機 Sakigake |
・3室 ストレートスルー | ・ガス加熱 | ・自動操業ライン Autopia |
*標準仕様外、大量生産ライン向け仕様などについても個別設計が可能です。 操業自動化、既存ラインへの適合、工場新設のレイアウト提案など、あらゆる面の対応をいたします。 まずはご相談ください